オハラ、マレーシアのHD用ガラス基板事業から撤退

エマージング・マーケット 東南アジア

オハラ(本社・神奈川県)は12月30日、2月28日にマレーシア子会社のオハラ・ディスク(M)で行っているハードディスク用ガラス基板事業から撤退すると発表した。

オハラのハードディスク用ガラス基板は、主にノートパソコンなどに搭載されるモバイル向けハードディスク・ドライブに使用されていた。しかし、スマートフォンやタブレット端末の急速な普及に伴い、ノートパソコンの需要は減少傾向にあり、モバイル向けハードディスク・ドライブは今後も需要増加が見込みづらい状況にあることから、撤退を決定した。

オハラが12月に発表した声明によると、ハードディスク用ガラス基板事業の撤退により2013年10月期連結決算において、通期合計で減損損失36億5811万円、たな卸し資産評価損4億3158万円を特別損失に計上した。オハラ・ディスク(M)の人員や土地・工場売却などの詳細については検討中だ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. AE86は今いくら?『頭文字D』登場車の市場を分析
  2. ホンダ『CB1000F』早くも受注が1600台超に、年間生産計画5000台…CBオーナーイベント復活も計画
  3. クルマ好きも唸るイベント満載!さらに進化した「ジャパンモビリティショー2025」の見どころとは?PR
  4. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  5. 【メルセデスベンツ CLA 新型試乗】現行最終モデルでも色褪せない、デザインと乗り味…島崎七生人
  6. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  7. トヨタ『RAV4』新型、パワーと燃費向上の第5世代ハイブリッド搭載…12月米国発売へ
  8. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  9. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  10. 1位は「250万円スタート」のマツダ新型電動SUV『EZ-60』…10月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る