石油連盟、石油製品の流通過程を透明化する「石油製品流通証明書」制度を導入へ

自動車 ビジネス 企業動向

石油連盟は全国石油商業組合連合会(全石連)の協力を得て「石油製品流通証明書導入ガイドライン」を取りまとめた。

ガイドラインでは、石油製品の流通過程の透明性を確保するため、流通証明書によってサービスステーション(SS)に納入された石油製品について元売などの「原供給者」、商流にかかわった「特約店など二次卸」の存在と、物流経路を確認できるようにするもの。自動車用ガソリンの元売・出荷基地から給油所までの取引が対象。

元売と油槽所を所有する特約店・商社などは、物流上の届先に対して流通証明書を発行する。SSにガソリンを販売した卸事業者はSSに対して流通証明書を発行する。SSは流通証明書を1年間保管する。

流通証明書を発行する元売各社は、制度の導入方法や時期。個別ルールなどを策定し、資源エネルギー庁へ回答するとともに、自社ルールについてコンプライアンスを確認するための必要な手続きを実施し、取引先に説明して周知徹底を図る。

石油元売各社は、準備が整い次第、新制度を順次実施していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  2. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  3. シトロエンのSUVクーペ『バサルト』、バーチャルコンセプトを実車化…サンパウロモーターショー2025
  4. 「エスティマ難民」のあなたに? トヨタ『シエナ』2026年モデル発表…11月の新型車記事ベスト5
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る