富士重工業は1月7日、スバルの販売主要国である米国、カナダ、豪州の2013年暦年小売販売において、過去最高を達成したと発表した。
米国の2013年販売は前年比26.2％増の42万4683台で、昨年に続き大幅な増加となった。この結果、スバルは5年連続で過去最高を更新するとともに、米国において唯一、6年連続で前年実績を上回るメーカーとなった。車種別では、『アウトバック』が11万8049台（前年比0.4％増）、3月に新型を投入した『フォレスター』が12万3592台（同61.9％増）と、主力SUVが共に10万台を超えたほか、2012年に新規導入した『スバルXV』も5万3741台（同526.6％増）と伸長し、販売を押し上げた。
カナダの暦年販売は前年比26.2％増の3万6760台。フォレスターが1万1239台（同57.1％増）、スバルXVが6115台（同139.0％増）と、大きく貢献した。豪州の暦年販売は微増の4万0200台で、フォレスターが1万3649台（同18.3％増）、スバルXVが1万0764台（同8.6％増）と、販売を牽引した。カナダ、豪州とも2年連続での過去最高更新となった。
