【CES14】ラスベガスでフォーミュラE カーが初試走!

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ホテル内駐車場で、デモ走行してみせる「Fomula E Car」
ホテル内駐車場で、デモ走行してみせる「Fomula E Car」 全 11 枚 拡大写真

2014年9月より開催される国際自動車連盟(FIA)が主催の電動フォーミュラカーレース『Formula E』の公開デモ走行が、1月6日、世界最大級の家電ショー「2014 International CES(CES14)」のプレスカンファレンス会場となったマンダレイベイホテル駐車場で行われた。

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『Formula E』は電動フォーミュラカーを使ったカーレースで、2014年9月より世界10都市で10チーム20台が参加して開催される予定になっている。すでに2013年9月にドイツ・ベルリンで開催された家電ショー「IFA」で初めて概要が説明され、同年11月に開催された「東京モーターショー」でも出展されたが、今のところ日本国内でのレース開催はない。

今回、大勢の前でFormula Eが走行するのは初のことで、その意味で公式デビューとの位置付けとなる。

イベント自体はメインスポンサーであるクアルコムが用意した模様で、会場にはクアルコムのCEO ポール・E・ジェイコブス氏が来場。ジェイコブス氏は「モバイルという観点でクルマはスマホの次に来る究極のモバイルに発展する」と述べ、自社が展開するワイヤレス給電システムがレース内で利用される事にも対しても言及した。

クアルコムはサムスン電子と共に小型機器向けのワイヤレス給電システムを普及させる団体『Alliance for Wireless』を2012年に立ち上げ、磁界共鳴方式のワイヤレス給電技術「WiPower」をベースとしたシステムでの標準化も目指しているところ。

この日は、クアルコムは自動車へのワイヤレス給電技術として、磁界共鳴方式の『Qualcomm Halo』をレース内に導入していくことについても触れた。レースではいかに高速で充電させるかが勝利への鍵となっていくことは間違いなく、将来はサーキットの路面に充電システムを埋め込み、走行中に充電できる技術「ダイナミックチャージング」も開発していくとする。すでに実証実験も始まっている様子だ。

また、レースではクアルコムが得意とする無線技術も積極的に活用され、レース中のライブストリーミングにも同社の技術が使われる予定になっている。

Formula E ホールディングのCEO アレジャン・アガグ氏は Formula Eを代表して挨拶。時折、感無量という表情を見せつつ「実現までの道のりは長く困難な道のりであったが、ようやくお披露目できる段階にまでこぎ着けた」と開幕への期待を寄せた。また、説明会ではFormula Eがラスベガス市内を走る様子がビデオで流され、音がほとんどしない電動フォーミュラカーだからこそ可能になったとした。

日本からは鈴木亜久里氏率いる『SUPER AGURI』が参戦を表明しており、日本での開催はないものの、テレビ朝日が放映権を獲得して話題を呼んだことは記憶に新しい。

約400名ほどのメディア関係者の前で走行するデモ走行は、限られたスペースであるため、速度よりもスピンターンを繰り返し行うパフォーマンスが中心となった。タイヤのきしむ音、ホイルスピンの際の音がするものの、エンジン音は当たり前だが一切なく、ラジコンカーが動く際の音に近い。通常のF1 やカーレースを見てきたものにとっても新しいレースの時代を感じたに違いない。

《会田肇》

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