ボンバルディア、サンフランシスコBARTの新車365両を追加受注

鉄道 企業動向
ボンバルディアがサンフランシスコ・BARTから追加受注した新型車両
ボンバルディアがサンフランシスコ・BARTから追加受注した新型車両 全 2 枚 拡大写真

鉄道車両製造大手のボンバルディア・トランスポーテーションは1月7日、サンフランシスコ湾岸地区の都市高速鉄道BART(バート)から、新型車両365両を追加受注したと発表した。これまでの分も合わせ、同社は計775両を受注したことになる。

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BARTは在来車の置き換えと路線延伸計画への対応を目的として、2012年6月に新型車両260両をボンバルディアに発注。その後も追加発注され、今回の365両を合わせると総数は計775両、ボンバルディアの受注総額は15億米ドル(約1570億円)に上る。

新型車両は、現在の車両では1両2カ所のドアを3カ所に増やして乗降をスムーズにするほか、車いす用スペースや自転車搭載ラックを各車両に設置。省エネに配慮した車内照明や制御方式を採用する。2015年春に完成予定の先行試作車10両で各種のテストを行った後、2017~2021年に量産する予定。

BARTによると、同鉄道は1972年の運行開始当初からの車両が現在も使用されているほか、最も新しい車両でも製造から約20年が経過している。アメリカの地下鉄や都市鉄道の中でも車両の平均使用年数(車齢)が最も高いという。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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