出光興産、ベトナムで自動車用潤滑油の自社生産を開始へ

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工場の外観
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出光興産は、ベトナム子会社の出光ルブベトナムが2013年12月に潤滑油工場を完工し、自社製造の潤滑油製品を1月から販売開始した。

経済発展が続くベトナムは、二輪車販売台数が年間300万台に達するなど、二輪車、四輪車の普及によって潤滑油の需要増が予測されている。

出光興産は、需要増加が見込まれる二輪・四輪車用エンジンオイルと工業用潤滑油を市場に安定供給するため、これまで委託先で製造していた製品を、新設したベトナム初の日系潤滑油ブレンド工場に製造を切り替えた。1月から日系二輪車・四輪車メーカーをはじめとする顧客への販売を開始した。

自社工場による自社製品の製造から物流・販売までの独自ネットワークを構築したことで、きめ細かいサービスを提供していく。

出光グループでは、自社工場稼働を機にベトナム国内での潤滑油販売を強化するとともに、東南アジア域内での輸出拠点としての機能も強化し、2015年には輸出を含め販売数量年間2万2000キロリットル、売上高9500億ドン(約45億円)を目指す。

《レスポンス編集部》

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