トヨタの米ケンタッキー工場、新ライン設置工事の起工式…レクサス初の現地生産へ

自動車 ビジネス 企業動向
新型レクサスES350(ニューヨークモーターショー12)
新型レクサスES350(ニューヨークモーターショー12) 全 5 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国生産子会社、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー(TMMK)は1月8日、米国ケンタッキー工場において、新ラインの設置工事を開始した。

今回の同工場への新ラインの設置は、米国初のレクサス車の現地生産に向けた動き。トヨタは2013年4月、トヨタ自動車九州で組み立てている北米向けレクサス『ES』のうち、「ES350」グレードの生産を、2015年秋から米国に移管すると発表。

TMMKは当初、レクサスES350を年間約5万台生産する計画。北米以外の市場向けのES350と「ES250」、ハイブリッドの「ES300h」に関しては、引き続きトヨタ自動車九州で生産する。生産移管は、北米向けのES350のスピーディな納車体制を確立するのが狙い。

1月8日、TMMKでは、新ラインの設置工事の起工式を実施。レクサスESは、米国のレクサスブランドの最量販車。2013年は、前年比およそ30%増の7万2581台を販売した。

ケンタッキー工場のウイル・ジェームス工場長は、「我々は長期に渡り、世界基準の車を組み立ててきた。ケンタッキー工場の製品にレクサス車が加わることで、再びその基準を引き上げることになるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る