サードは、FIA GT3クラスのレースカーとして開発したカスタム『86』を展示している。レース出場を前提に開発されているが、公道走行が可能である。
レースカーとしてのチューンは、タイヤやサスペンション、バケットシートなどの他、EFRのターボキットがボルトオンされている。また、ワイドボディ化のための前後のオーバーフェンダーやフロントスポイラーといったパーツも開発されている。ちなみに、ワイドボディ化のためタイヤはフロント245/35R19、リア275/30R19という大径サイズが装着されている。
フロントのデザインはカスタムカーらしくかなりボリュームもあり、独特な意匠となっている。ボンネットとルーフはFRP風のツートンカラーだ。
これらのパーツは、GT3クラスでのレース出場を考えて開発しているが、公道でも走れるようにリファインしているそうだ。サードでは、これらのパーツ販売だけでなく、コンプリートカーとしての販売も考えているという。