名古屋市、あおなみ線の車庫で「サミット」開催…車庫直通列車も運転

鉄道 行政
名古屋駅で発車を待つあおなみ線の列車。サミット開催日は参加者を乗せた車庫直通の列車が運転される。
名古屋駅で発車を待つあおなみ線の列車。サミット開催日は参加者を乗せた車庫直通の列車が運転される。 全 2 枚 拡大写真

名古屋市は2月16日、港区にある名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)の潮凪車庫(最寄駅:野跡駅)で、「市民鉄道サミット」を開催する。車庫の一般公開イベントも同時に行われる。

同市は鉄道を活用した都市魅力向上策の検討を行っており、「本検討の中で広く鉄道ファンをはじめ市民の意見を聞くため」サミットを開催するとしている。開催時間は13時30分から15時30分まで。

名古屋鉄道(名鉄)の元社員で作家の諏訪哲史さんが講演を行うほか、事前に募集した4人程度から「名古屋の鉄道に関することで自慢したいもののうち、今後伸ばしていくことで、名古屋の魅力向上や、にぎわいづくりにつながると考えるもの」を発表してもらう。その後、諏訪さんと都市交通研究家の服部重敬さん、和歌山電鐵の小嶋光信社長、河村たかし市長によるパネルディスカッションを行う。

サミットの開催に伴い、小学生以上(小学生は保護者同伴)の一般参加者150人と、中学生以上の意見発表者4人程度を募集する。締切は1月20日。申し込みは一般参加者が往復はがきか同市の電子申請サービス、意見発表者は郵送・ファクス・電子メールで受け付ける。一般参加者と意見発表者は、当日運行される直通臨時列車で名古屋駅から潮凪車庫まで無料送迎する。「普段は回送列車しか通らない車庫への渡り線を走行する貴重な体験」ができるという。

また、潮凪車庫ではサミットの開催にあわせ、10時から16時30分まで車庫見学ツアーや鉄道グッズの販売などのイベントを開催する予定。同車庫が一般公開されるのは今回が初めてで、詳細は後日発表される。

《草町義和》

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