【東京オートサロン14】ルノー・ジャポン、前年比121.3%達成…年初はメガーヌRS限定車から

自動車 ニューモデル 新型車
東京オートサロン14 ルノーブース
東京オートサロン14 ルノーブース 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは東京オートサロンにおいて、20台限定の『メガーヌルノー・スポールジャンダルムリ』をはじめ、『ルーテシアルノー・スポール』など計3台を出展した。

同会場において、ルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏は、2013年の販売状況について、3771台(対前年比121.3%)と同社設立以来最高の販売台数を記録したと述べ、「外国車メーカートータルが116%なので、それも上回ることが出来た」と発表。

その理由として、「前半は『カングー』の限定車を中心としたプロモーション。そして、後半は9月に投入した新型『ルーテシア』。11月に投入したルーテシアルノー・スポールという2つの新型が大きく貢献した」と分析する。また、9月から12月までの4か月では、新型車効果もあり、「対前年比159%と、非常に高い伸びを示している」という。

新型ルーテシアなどは、ルノーの新しいデザイン戦略“サイクルオブライフ”に基づいた新しいデザインで開発されたもので、「これからのルノーは、このフレンチタッチな素晴らしいデザインが、どんどん出てくるので期待が出来る」と話す。

2014年について大極氏は、「東京モーターショーで発表した『キャプチャー』を2月末に発売。コンパクトクロスオーバーと呼ぶべき新しいジャンルのクルマで、1月31日から予約注文を受け付ける」といい、それ以外にも、新型車、グレード追加、新エンジン、限定車と続々と投入し、元気なルノーを続けていくとコメント。

さらに、店舗においても、「2014年は、6割程度が新しいVIの店舗に変わる予定だ」と述べる。

最後に大極氏は、「クルマの機能だけでなく、クルマを楽しむ、そして、デザインを楽しむ。それをルノーは発信していきたいと思っている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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