脱線事故で運休中の銚子電鉄、ちばこうバスで振替輸送

鉄道 テクノロジー

千葉県銚子市内の銚子電気鉄道線は、1月11日に発生した脱線事故の影響で、現在も全線の運転の見合わせが続いている。

同線を運営している銚子電気鉄道によると、脱線したのは外川駅を8時9分、定刻に発車した銚子行き列車(デハ2002+クハ2502の2両編成)。8時19分頃、同列車の運転士が笠上黒生駅構内に進入するため減速し、約20km/hの速度で線路の分岐器(ポイント)を通過した際、異音と横揺れを感じたことから停止。先頭車両の後部車輪と2両目の前部車輪が脱線し、線路と枕木も破損した。現在、運輸安全委員会による事故原因の調査が行われている。

銚子電鉄は同線の復旧まで、千葉交タクシーが運行している路線バス(ちばこうバス)を振替輸送として案内しており、ちばこうバスの外川線と海鹿島線を利用してほしいと呼びかけている。定期券については次回の定期券更新時に運休期間分の日数を延長するとしている。

再開時期について、銚子電鉄は11日22時10分時点で「1月16日の運転再開を目指して復旧作業に取り組んでおります」としていたが、翌12日11時の時点では「調査復旧に数日かかる見通し」であることから運行再開時期を未定としている。

《草町義和》

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