【CES14】アウディのデジタルインパネはインテリアに革命おこすか…次期 TT に搭載予定

自動車 ニューモデル 新型車
15年型アウディTTに搭載される「デジタル・インストメンタル・パネル」
15年型アウディTTに搭載される「デジタル・インストメンタル・パネル」 全 10 枚 拡大写真
CES14では、CEOがキーノートスピーチを行うなど何かと話題を呼んだアウディ。CES会場では次期アウディTTに搭載される予定の「デジタル・インストゥルメンタル・パネル」がデモされた。メータ自体が一枚の高画質パネルになっていて、好みでカスタマイズできる。

このパネルには、NVIDIAがCESで発表した「Tegra3」ベースのVCMが組み込まれており、メーターデザインに合わせたオリジナルの12.3型高画質ディスプレイによる表示を実現した。ここには通常のメーターパネルをはじめ、ナビゲーションを表示させ、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などの設定も可能。車両設定やオーディオシステムの設定もこの画面上で行える。

見た印象としては、かなり高精細であったことだ。視野角も広めで、あまり不要なのかもしれないが、多少ずれて覗いても鮮明さは変わらなかった。画面の切り替えはアウディコネクトとして操作するコンソール中央にあるコントロールダイヤルで行う。リニアな動きは操作して小気味良さを感じるほどで、画面の切り替えも一瞬で終える。操作の流れでも難しいと感じることはなかった。

屋外での利用で輝度がどの程度あるか気になるところだが、最近の液晶ディスプレイの技術を踏まえればそれほど不安はないだろう。むしろ、ディスプレイが統一されることで、コンソール上でのデザインがこれまで以上にしやすくなり、操作時の視認性が大幅に高くなる。何よりも見ていてカッコイイ!とくにTTのようなスペシャルスポーツカーにとって意味合いは大きい。

登場はこのディスプレイを搭載したTTが登場するのは2015年。まだ1年以上がありそうだが、ダッシュボードを含め、ドライバー席周辺が大きく変わっていく、きっかけになるのは間違いない。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ブリッド、高級スウェード調生地採用の新型リクライニングシート「ガイアススリー・レイムス」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る