古野電気、世界初、通信教育訓練でシステム認証を取得…日本海事協会から

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日本海事協会から証書を受領 (左から、冨士原康一日本海事協会副会長、小池宗之古野電気常務取締役舶用機器事業部長、関根博日本海洋科学社長)
日本海事協会から証書を受領 (左から、冨士原康一日本海事協会副会長、小池宗之古野電気常務取締役舶用機器事業部長、関根博日本海洋科学社長) 全 1 枚 拡大写真

古野電気は、日本海事協会から電子海図情報表示システム(ECDIS)のコンピュータ支援型トレーニングサービス「ナブスキルズCAT(コンピューター・エイデッド・トレーニング)」について、教育訓練のシステム認証を取得したと発表した。

第三者認証機関が、ECDIS習熟訓練の通信教育パッケージでシステム認証を授与するのは、今回が世界で初めて。

古野電気は2012年7月から、外航貨物船・旅客船を対象に船種・船型に応じて段階的な搭載義務化が始まったECDISに関して、船員が実際に使用するECDISのメーカー・機種ごとに受講を要請される機器操作の習熟訓練について、教室形式の講習「クラスルームトレーニング」と、コンピュータ支援型トレーニングサービス「ナブスキルズCAT」の2種類を提供している。

日本海事協会による教育訓練認証については、2011年11月に、自社運営でクラスルームトレーニングを提供するフルノINSトレーニングセンター(INSTC)2カ所を対象に取得している。

今回のナブスキルズCATに対するシステム認証を授与されたことを受け、日本海事協会からナブスキルズCAT訓練プログラム認証を取得した教育機関は今後、研修受講者に対して日本海事協会の認証を付与した修了証書を発行することができるようになる。

《レスポンス編集部》

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