【デトロイトモーターショー14】メルセデス Sクラス 新型に S600 …6.0 V12ツインターボは530ps

自動車 ニューモデル 新型車
新型 メルセデスベンツ Sクラスの S600
新型 メルセデスベンツ Sクラスの S600 全 19 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは1月13日、米国で開幕したデトロイトモーターショー14において、新型『Sクラス』の最上級グレード、「S600」を初公開した。

S600は、新型Sクラスに追加される最上級グレード。「S500」(日本や米国では「S550」)がV型8気筒エンジンを搭載するのに対して、S600は伝統のV型12気筒エンジンを積む。

新型S600では、エンジンを先代の5.5リットルV12ツインターボから、排気量を6.0リットルに拡大。このV12は2013年11月、ロサンゼルスモーターショー13/東京モーターショー13でワールドプレミアされた新型『S65 AMG』用と、基本を共用するユニットになる。

新型S600には、排気量5980ccのV型12気筒ツインターボエンジンを搭載。最大出力は530ps/4900-5300rpm、最大トルクは84.6kgm/1900-4000rpmを引き出す。S550の4.7リットルV8ツインターボ(最大出力455ps、最大トルク71.3kgm)を上回る、さらにゆとりのパワー&トルクを備える。

トランスミッションは、7速の7Gトロニックプラスに進化。0-100km/h加速は4.6秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の優れたパフォーマンスを実現した。それでいて、S600としては初のアイドリングストップを採用。欧州複合モード燃費は9km/リットルと、先代比で21%向上している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る