国土交通省、港湾へ洋上風力発電設備導入を促進するための技術ガイドラインを策定へ

船舶 行政

国土交通省は、航行船舶などへの安全性を確保しながら、港湾への洋上風力発電の導入を促進するため、技術ガイドラインを策定すると発表した。

再生可能エネルギーの普及を促進するため、洋上への風力発電の導入が重要な課題となっている。港湾への洋上風力発電は昨年12月現在、6港湾で港湾管理者が主体となって導入準備を進めており、今後も洋上風力発電の導入が進められる港湾エリアが増えることが予想される。

港湾は、港湾法に基づく設置許可手続の際、構造の安定性、航行船舶の安全性、施工や適切な維持管理などが十分に確保されることを港湾管理者が審査している。これら審査をスムーズに行うためには、審査基準など、審査の拠り所が必要となる。

このため、有識者や関係機関で構成する検討委員会と分科会を開催し、港湾機能や航行船舶への安全の確保策、安全で効率的な設計・維持管理手法について検討し、港湾エリアへの洋上風力発電の設置許可手続を港湾管理者が円滑に進めるためのガイドラインとしてとりまとめることにした。

1回目の検討委員会は1月16日に開催する。2014年度中に最終とりまとめを行う予定。

《レスポンス編集部》

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