飲酒運転の発覚恐れ、車両を放置して逃走の男を逮捕

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11日午前4時ごろ、神奈川県川崎市幸区内の県道で、軽乗用車とバイクが衝突する事故が起きた。バイクを運転していた43歳の男性が死亡したが、クルマの運転者は車両を放置して逃走。警察は後に21歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

神奈川県警・幸署によると、現場は川崎市幸区大宮町付近で片側2車線の緩やかなカーブ。三叉路交差点となっており、信号機が設置されている。軽乗用車とバイクは交差点付近で正面衝突したものとみられる。

衝突によってバイクは転倒。運転していた横浜市都筑区内に在住する43歳の男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡した。軽乗用車は横転小破したが、運転者は車両を放置して逃走したため、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

後の調べで、放置されたクルマは横浜市港北区内の会社が所有するものと判明。この会社で働く21歳の男が事故当時に運転していた可能性が高くなり、任意で事情を聞いていたところ、「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」と供述したことから、同日深夜に自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

事故当時は男の友人も助手席に同乗しており、警察ではこの友人からも事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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