10日午後3時40分ごろ、大阪府枚方市内の府道を走行していたトラックが対向車線側へ逸脱。対向車線を順走していた中型バスと正面衝突する事故が起きた。この事故でバスの乗客乗員23人が重軽傷。警察はトラックを運転していた67歳の男を逮捕している。
大阪府警・枚方署によると、現場は枚方市高田1丁目付近で片側1車線の直線区間。トラックは現場手前の緩やかなカーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた葬儀業者が所有する送迎用の中型バスと正面衝突した。
バスには斎場に向かっていた乗客22人と運転者が乗車していたが、全員が負傷して近くの病院へ収容されている。このうち2人が骨折などの重傷だという。警察はトラックを運転していた守口市内に在住する67歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。
聴取に対して男は「前をよく見ていなかった」などと供述しており、警察では漫然運転が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。