【フォード フィエスタ 試乗】世界基準かつマニアックなクルマの魅力…九島辰也

試乗記 輸入車
フォード・フィエスタ「1.0 EcoBoost」
フォード・フィエスタ「1.0 EcoBoost」 全 14 枚 拡大写真

結論から言うと、フィエスタはかなりマニアックなクルマに仕上がっている。フォードブランドのBセグメント(コンパクトカー)というポジションもそうだし、997cc、3気筒という直噴式ターボユニットもそうだ。

【画像全14枚】

しかもそれでいて走りがいい。ワインディングでの動きは明らかにクルマ好きが好むようなセッティングにしてある。クイックでかつフィーリングのある電動ステアリング、操舵感と一体化するボディ、懐の深いリアサスのセッティングなんかはまさにソレだ。

が、一歩海外へ踏み出すとこれがメジャーな存在ということがわかる。72万台オーバーを売り上げた2012年はクラストップに輝いたし、このエンジンも2年連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞した。もはやこいつは世界基準なのだ。

ただ、突っ込みどころもたくさんある。ナビゲーションシステムはもちろん、同クラスと比べ電子デバイスは少々物足りない。それにプライスも「勝負に出た!」感はない。ということまで踏まえると、フィエスタはやはりマニアックなクルマとなる。でもそこが魅力。みんな同じじゃつまらないから。第三の選択肢としての存在は大きい。それに何度も言うが、走りはいい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★

九島辰也|モータージャーナリスト
東京・自由が丘出身。新車のインプレッションから海外ブランドのヒストリー、カーカルチャーまで幅広く活動。特に英国車、英国文化に造詣が深い。趣味はゴルフとマリンスポーツ。日本葉巻協会員。

《九島辰也》

九島辰也

九島辰也|モータージャーナリスト 外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの“サーフ&ターフ”。東京・自由が丘出身。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. シトロエン『2CVコンセプト』の商用車版「フルゴネット」も初公開、市販の可能性は…パリモーターショー2026
  2. ブレンボ史上最大の制動トルク、6ピストン固定キャリパー「BOLDIKA」発表…大型SUV向けブレーキ市場に参入
  3. ホンダ『ヴェゼル』次期型、2028年登場か!? 次世代ハイブリッド搭載へ
  4. プジョー『RCZ』が復活、全固体電池搭載のEVクーペに…パリモーターショー2026
  5. シトロエン『2CV』が復活、265万円で2028年までに市販化へ…パリモーターショー2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. シェフラー、ヒューマノイドロボット向け成形波動ギアボックスを2027年量産開始…自動車向けノウハウ活用
  3. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る