CIMBが私募で35億リンギ調達、自己資本を強化

エマージング・マーケット 東南アジア

資産額で銀行2位のCIMBグループ・ホールディングスは13日、新株式5億株を1株7.1リンギで発行し、35億5,000万リンギの資金を調達すると発表した。私募方式で、既に買い手は決まっている。

当初は4億株の発行を計画していたが、需要が積み上がり、5億株に修正した。自己資本のうち基本的項目(ティア1)に充当する。増資後のティア1の自己資本比率は8.2%から9.7%へ上昇する。

CIMBはインドネシアのバンクCIMBニアガを所有しているが、昨年、インドネシア通貨のルピアが対米ドル相場で大幅下落し、資本力が弱まっていた。CIMBニアガはCIMBグループの連結決算で営業利益の34%を稼いでいる(昨年1-9月実績)。

CIMBグループの主要株主は、カザナ・ナショナル、従業員積立基金(EPF)、三菱UFJフィナンシャルグループの3者。増資で、三菱UFJの持ち株比率は9.8%から9.2%へ低下する。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  6. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  7. 新時代の「ワーゲンバス」ついに日本発売、価格は888万9000円から
  8. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  9. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  10. レクサス『RZ』に新バッテリー搭載で改良、充電時間短縮と「航続95km延長」実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る