JR貨物、12フィートコンテナ1300個増備…増税直前の輸送量増加に対応

鉄道 企業動向
JR貨物は輸送需要の増加に伴い12フィートコンテナを増備する。写真は800個増備する19D形有がいコンテナ。
JR貨物は輸送需要の増加に伴い12フィートコンテナを増備する。写真は800個増備する19D形有がいコンテナ。 全 2 枚 拡大写真

JR貨物は1月15日、輸送需要の大幅な増加が想定されるとして、12フィートコンテナを本年度中に1300個、新製増備すると発表した。

【画像全2枚】

同社によると、コンテナは毎年度新製するとともに経年の高いコンテナを廃棄しており、全体の保有個数を維持している。しかし本年度後半以降、鉄道コンテナの輸送需要が上昇傾向にあり、さらに消費税率引き上げ(4月1日)直前の駆け込み需要も加わり、年度末には例年より輸送需要が非常に大きなものとなると判断。12フィートコンテナを増やすことにした。

増備する12フィートコンテナは、両側開き有がいコンテナの19D形800個と、両側開き通風コンテナのV19C形500個。3月以降、準備でき次第投入する。また、廃棄予定のコンテナのうち700個についても廃棄の実施を繰り延べし、コンテナ保有個数の増加を図る。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  2. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  3. 日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映
  4. レクサス『LC』、ハイブリッド廃止で自然吸気V8のみに 米2026年モデル
  5. 『エルグランド』新型に搭載、日産の次世代e-POWER用エンジン…STARC燃焼技術が日本燃焼学会「技術賞」に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る