1月15日に行われた「ダカール・ラリー2014」第10ステージ、ホアン・バレダ選手（チームHRC）は、今大会自身4度目となる、ステージ優勝を飾った。
また、調子を上げているチームメートのエルダー・ロドリゲス選手はステージ2位、ハビエル・ピゾリト選手もステージ8位と好成績を挙げた。
前日の第9ステージのスペシャルステージにおいて、走行速度が定められた場所で速度違反を犯し、15分のペナルティーが与えられたバレダ選手。総合2位はキープしたものの、終盤の大事な場面で総合首位のマルク・コマ選手（KTM）との差が開く結果となった。
バレダ選手は前日に失った時間を取り戻すべく、第10ステージのスタートからアタックをかけ、この長いステージをトップでフィニッシュ。総合首位のコマ選手とのタイム差を、11分12秒縮めた。
また、ロドリゲス選手も第9ステージ同様、好調な走りをみせた。ステージ序盤から遠くに見えていたポディウムを目指し、スタート直後からプッシュ。ロドリゲス選手は2位でフィニッシュし、現在3位の選手との差を約19分まで短縮。総合順位を前日までの6位から5位に上げた。
