世界銀行、セネガルのアグリビジネスなど国家成長戦略への融資決定

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世界銀行からの融資決定
海外情報ウェブサイトXalimasn他複数メディアは、世界銀行グループがセネガルのアグリビジネスやその他の事業に総額約770億CFAフランの融資を承認したと伝えている。

途上国政府に対し融資、技術協力を行う国際開発金融機関である世界銀行グループの取締役会にてセネガルへの融資が決定した。これは政府主導で経済成長戦略を推進しているセネガルにとって朗報に違いない。今回融資を受けるのはアグリビジネス、教育や健康分野、エネルギー生産の3分野。image by Trees ForTheFuture (画像はイメージです)

セネガルを支えるアグリビジネス
中でもアグリビジネスへの融資は420億CFAフランとなっており、この分野がセネガルの経済発展の鍵を握っていることは間違いなさそうだ。セネガルは政府主導で農業強化に取り組んでいる。輸出用農作物の多様化、貿易の拡大、外国からの投資斡旋など多角的なアプローチで業績を伸ばそうとしている。今回の融資により直接的に恩恵に預かる人は1万人以上、農業従事者以外でもかんがい設備の建設など間接的な恩恵に預かる人や企業の数も相当数だと言われている。

セネガルは肥沃で広大な耕作用地を有しているため非常にポテンシャルが高い。一方インフラやかんがい設備の不足が経済成長を阻む要因になっている。

今回決定した融資の内訳は、アグリビジネスに420億CFAフラン、教育や健康分野へ150億CFAフラン、エネルギー(電力)生産に200億CFAフランとなっている。

《アフリカビジネスニュース》

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