【中小企業総合展14】電源メーカーが製作した電動アシスト自転車にはさまざまな工夫

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
ベルニクスが製作した電動アシスト自転車
ベルニクスが製作した電動アシスト自転車 全 1 枚 拡大写真

「子どもを乗せて安全に走れる自転車をつくってほしい」。さいたま市からこう依頼されて電動アシスト自転車を製作したのが地元の中小企業、ベルニクスだ。同社は産業用電源装置メーカーで、これまで自転車をつくったことはなかった。

そのため、試行錯誤の連続だったそうだが、まず安全に走れるようにとタイヤを小さくして低重心にした。これによって、低速時のふらつきを抑えることができ、運転者と子どもの安全が高まった。しかも、前輪16インチ、後輪20インチとサイズを変え、スタイルにも気を遣った。そして、タイヤはノーパンクタイヤ。

また、フレームはアルミを使用して、通常の電動アシスト自転車よりも10kg以上軽量化した。そのほか電源メーカーらしい工夫も施した。例えば、LED方向指示器やブレーキランプがそうで、バッテリーも回生システムが採用されている。

価格は14万6790円(本体のみ)で、かごやチャイルドシートはオプションとなっている。「こんな自転車があることを知らない人がほとんどだと思うので、展示会などに出展して知名度を上げていきたい」と同社関係者は話していた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
  4. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る