【スズキ ソリオ 試乗】DJEを得て加速もよりストレスなく…島崎七生人

試乗記 国産車
スズキ ソリオ
スズキ ソリオ 全 9 枚 拡大写真

昨年『スイフト』で登場したデュアルジェットエンジン&エネチャージが『ソリオ』にも搭載され、2013年11月18日から発売されている。

2WD車で25.4km/リットルのJC08モード燃費を達成、従来より+17%、3.6km/リットルの燃費向上。また4WD車は全車デュアルジェットエンジン搭載となる。

実際に試乗してみると『スイフト』以上にメリットを感じた。加速が断然スムースになり、実用車ながらまったくストレスがない。2000~3000rpm台を使いながら快活な走りが手に入る。メカ的な効率のよさは軽快なエンジン音からも実感できる。ステアリングに若干の振動を感じるものの、もともと乗り味がフラットだった同車だが、パワーユニットのアップデートで、より走らせやすくなった。

LEDランプを組み込んだフロントグリル、新形状のエアロパーツや空力を意識したアルミホイール、ワンタッチ機構のボタンがついたパワースライドドアなどもポイント。インテリアでは、スイフトと共通のステアリングホイールや後席用テーブルなどが備わり、装備面でも充実度をアップさせた。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る