【WRC 第1戦】オジェ「冬季のアップデートがなかったら、違う結果になっていた」

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ラリーモンテカルロに勝利したセバスチャン・オジェ(右)
ラリーモンテカルロに勝利したセバスチャン・オジェ(右) 全 2 枚 拡大写真

2014年度ワールドラリーチャンピオンシップの第1戦であるラリーモンテカルロに勝利したVWモータースポーツのドライバーであるセバスチャン・オジェは、「車の改良のおかげで初日のクラッシュから挽回することができた」と語る。

オジェはラリーモンテカルロのオープニングステージの第1コーナーで、アンダーステアを出して壁に激突した。彼はラリーが終わったという恐れを抱いたが、彼の車の強靭さが助けとなり、1分18秒のリードでラリーの勝利をつかんだ。

「僕達はこの週末に少しの幸運があったことを認めなければならないね。僕達のレースは第1コーナーで終わっていたかも知れない。道路はウェットで、第1ステージの第1コーナーは少し雪解けのぬかるみがあった。僕達はアンダーステアのために壁に激突した。幸運にも、僕達が冬の間におこなった車の改良がうまく働いた。なぜなら僕達は全てのステアリングやサスペンションを強化したからだ。僕は今、それが良いアイデアだったと思っているよ」とオジェは語った。

クルーのほぼ全員が、木曜日の最初のステージの予測できない冬のコンディションに驚かされることとなり、オジェは誤ったタイヤの選択をした彼自身のミスを責めた。彼は彼のライバル達と同じように、ミシュランのスーパーソフト・スリックタイヤを使用していた。

「僕達は第1日目に天候の情報にかなり混乱していたが、幸運なことに皆が僕達の真似をした。もし誰かが4つのスノータイヤを選んでいたら、彼等は5分のリードを持っていたことだろう」とオジェは付け加えた。

VWモータースポーツの指揮官であるジョスト・カピート氏は、「もし彼が昨年の車であんなクラッシュをしていたら、ラリーはそこで終わっていただろう」とオジェが幸運であったことを認めた。

《河村兵衛》

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