トヨタ自動車は1月20日、お台場にあるメガウェブにおいて、新型『ヴォクシー』『ノア』を発表した。
新型ヴォクシー、ノアには新たに、クラス初となる本格的なハイブリッド搭載モデルがラインナップに加わった。システムは、3代目プリウスにも採用されている1.8リットルアトキンソンサイクルエンジン搭載の「リダクション機構付きTHS-II」で、燃費性能は23.8km/リットル(JC08モード)、CO2排出量は98g/km。トヨタ自動車は、このクラスでは圧倒的に優れた燃費性能と自信を見せる。
ニッケル水素バッテリーをフロントシート下に配置し、新開発の低床フラットフロアの採用と相まって、ミニバンに大切な室内の広さを犠牲にしていないのもポイントの1つで、前席から後席へのウォークスルーも可能となっている。
2.0リットルのガソリンエンジン車では、新開発の「Super CVT-i」とアイドリングストップ機能を装備し、チーフエンジニアを務めたトヨタ自動車 製品企画本部の水澗英紀氏は「ハイブリッド車、ガソリン車ともに競合車を大きく凌駕する環境性能を実現した」と自信を見せた。
ヴォクシーは全国のネッツ店で、ノアは全国のトヨタカローラ店で1月20日から発売される。