新日鉄住金、名古屋製鉄所で停電が再発…駆け込み需要への影響も懸念

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新日鉄住金は、自動車向け鋼材などを製造する主力工場の名古屋製鉄所で、1月20日にも停電トラブルが発生したと発表した。

名古屋製鉄所では、1月17日午前11時50分頃、停電が発生した。この対応としてコークス炉で、コークス製造過程で発生する一酸化炭素ガスをコークス炉上で燃焼させて放散させる燃焼放散を実施した。

1月18日朝までに各設備への電源供給を再開、コークス炉からの燃焼放散も終了した。

しかし、1月20日午前9時10分頃、製鉄所の一部で再び停電が発生し、コークス炉への電気が供給できなくなったことからガス処理装置も停止、コークス炉から煙が発生した。発煙は午前11時15分頃に停止した。

同社では「近隣住民の皆様をはじめ、関係各位に多大なご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪コメントを発表している。

今後、当局が原因などの詳細を調査する予定。鋼材の供給に影響が及ぶかは不明。

消費税増税前の駆け込み需要を想定して自動車メーカー各社は増産対応をとっている中、生産や販売計画に影響が出る可能性もある。

《レスポンス編集部》

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