新日鉄住金、名古屋製鉄所で停電が再発…駆け込み需要への影響も懸念

自動車 ビジネス 企業動向

新日鉄住金は、自動車向け鋼材などを製造する主力工場の名古屋製鉄所で、1月20日にも停電トラブルが発生したと発表した。

名古屋製鉄所では、1月17日午前11時50分頃、停電が発生した。この対応としてコークス炉で、コークス製造過程で発生する一酸化炭素ガスをコークス炉上で燃焼させて放散させる燃焼放散を実施した。

1月18日朝までに各設備への電源供給を再開、コークス炉からの燃焼放散も終了した。

しかし、1月20日午前9時10分頃、製鉄所の一部で再び停電が発生し、コークス炉への電気が供給できなくなったことからガス処理装置も停止、コークス炉から煙が発生した。発煙は午前11時15分頃に停止した。

同社では「近隣住民の皆様をはじめ、関係各位に多大なご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪コメントを発表している。

今後、当局が原因などの詳細を調査する予定。鋼材の供給に影響が及ぶかは不明。

消費税増税前の駆け込み需要を想定して自動車メーカー各社は増産対応をとっている中、生産や販売計画に影響が出る可能性もある。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る