【ダカールラリー14】日野自動車、排気量10リッター未満クラスで5連覇を達成

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
排気量10リッター未満クラス優勝の表彰を受ける2号車
排気量10リッター未満クラス優勝の表彰を受ける2号車 全 2 枚 拡大写真

日野自動車は、2014年1月5日から18日(現地時間)にアルゼンチン~チリ間で開催された、ダカールラリー2014のトラック部門「排気量10リッター未満クラス」で優勝し、5連覇を達成するとともに、初参戦以来連続23回目の完走を果たした。

日野は、1991年に日本のトラックメーカーとして同ラリーに初参戦した。1997年には3台出場し、史上初の同部門総合1-2-3位を独占した。その後も、1996年に創設された排気量10リッター未満クラスで14回中、13回の優勝を果たしている。

今大会で日野は、同ラリー史上最多となる31回連続出場の菅原義正氏と、次男の菅原照仁氏の親子ドライバーが率いるチームスガワラとともに、「日野チームスガワラ」として2台の「日野レンジャー」で参戦した。

また、全国の日野販売会社から公募により選抜した3人のメカニックに加えて、今回新たに日野本社から長年試作工程に携わり、ものづくりの現場に欠かせないスキルを持つメカニック・サブリーダーと、現地で電子制御エンジンのコンピューターチューニングを行うエンジニアを派遣した。

さらに現地の販売代理店が車両の整備拠点を設営するなど、グループ一丸となって挑戦した結果、排気量が倍近くもある車両が多数ひしめくトラック部門全70台のうち、菅原照仁氏が排気量10リッター未満クラスで優勝して5連覇を達成した。

総合では12位となった。

菅原義正氏は同ラリーで日野として初めて8.8リッターのA09Cエンジンを搭載した車両で参戦し、排気量10リッター未満クラス2位、総合32位でゴールした。

日野は、世界最高峰のレースに挑戦し続けることで、世界中の顧客やモータースポーツファンと感動を分かち合い、活動を通じて培ったチャレンジスピリットと技術力で、今後も役立つ商品・サービスを提供するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る