関西国際空港、航空機発着回数8万4991回で過去最高を更新…2013年

航空 企業動向

新関西国際空港は、2013年の空港運営概況を発表した。関西国際空港の暦年の航空機発着回数は、国際線が前年比1%増の8万4991回と2年連続で前年を上回り、過去最高となった。

国際線のうち、旅客便が同2%増の7万0450回と、開港来最高となった。国内線はLCC(格安航空会社)の新規路線就航や増便などで同17%増の4万6932回と大幅に増えた。国際線・国内線合計でも同6%増の13万1923回と2年連続で前年を上回り、開港来過去2番目の水準となった。

航空旅客人数は、同11%増の1780万6269人となった。国際線旅客数が全体として同5%増の1180万9759人と2年ぶりに前年を上回った。内訳として日本人旅客は同5%減と4年ぶりに前年を下回ったが、外国人旅客が同29%増と2年連続で前年を上回り、開港来最高となった。

国内線旅客数も同23%増の599万6510人と2年連続で前年を上回った。

貨物量は、同6%減の65万9585トンだった。国際線貨物量が同5%減の63万6042トンと3年連続で前年を下回った。積込、取卸ともに3年連続マイナス。国内貨物は同23%減の2万3543トンだった。

一方、大阪国際空港(伊丹)は、昨年4月にプロペラ機枠が一部低騒音機枠へ転換されたことによる増便などから航空機発着回数は同7%増の13万6126回と2年連続で前年を上回った。旅客数は同5%増の1382万3711人と2年連続プラス。

貨物量は、積込量が同12%増、取卸量が同8%増で、総取扱量が同10%増の13万0012トンと2年連続で前年を上回った。

《レスポンス編集部》

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