サイバネットシステムは、IAVと共催で、「キャリブレーション技術の最前線 ~過渡現象を捉える『最適化から制御へ』~」を2月26日、富士ソフト アキバプラザ(東京都千代田区)で開催する。
現在、エンジン制御では、エンジン性能に影響を与えるさまざまなパラメータ(燃料噴射量、噴射タイミング、スパークタイミングなど)をチューニングする、キャリブレーションと呼ばれる作業が行われており、最適化理論を用いた手法を活用することが主流となっている。しかし、近年の環境負荷低減や品質向上の要求は、エンジンの複雑化を招いており、その結果チューニングのパラメータが増加し、工数も膨大となるため、最適値を求めることが困難になりつつある。
セミナーでは、トヨタ自動車の渡邊智氏や、IAV自動車・交通技術の福原健人氏が基調講演を行い、エンジン制御における現状の問題と課題、それらの解決を目指した事例を紹介する。また、後半の各セッションでは、サイバネットシステムなど各社が、エンジン制御に関するソリューションを提案する。