2013年の PSA プジョー シトロエン 世界販売、4.9%減の282万台…中国は26%増

自動車 ビジネス 海外マーケット
シトロエンDS4とプジョー508SW
シトロエンDS4とプジョー508SW 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは1月20日、2013年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数(ノックダウン生産分を含む)は281万9000台。前年比は4.9%減と、引き続き落ち込む。

販売が減少した大きな要因が、信用不安が続く欧州市場。ただし、PSAの2013年の欧州新車販売は、前年比1.6%のマイナスと、2012年の8.6%減に対してマイナス幅が縮小した。地元フランスは前年比5.5%減、イタリアが7.6%減。一方、英国は11%増、スペインは4.1%増と回復を示す。販売を牽引したのは、プジョーが『308』と『2008』、シトロエンが『C4ピカソ』と『グランドC4ピカソ』。

また、世界最大の新車市場、中国では引き続き好調。2013年は、前年比26.1%増の55万7000台を販売し、2桁の伸びを達成した。その内訳は、プジョーが前年比25.8%増の27万2000台、シトロエンが26.3%増の28万5000台と大幅増。

中国での好調さは、積極的な新車投入の効果。PSAによると、2013年はプジョー『3008』、『301』、シトロエン『C4L』『C-エリーゼ』が支持されたという。

中国での販売好調を受けて、世界販売に占める欧州以外の比率は、2012年の38%から、2013年は42%へ拡大。PSAは、「2013年第4四半期(10-12月)に限れば、世界販売は前年同期比4%増」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る