新潟県、えちごトキめき鉄道の新駅調査費を計上へ

鉄道 行政
えちごトキめき鉄道は信越本線妙高高原~直江津間(妙高はねうまライン)と北陸本線市振~直江津間(日本海ひすいライン)の経営を引き継ぐ第三セクター。新潟県の2014年度予算に利便性向上のための新駅設置の調査費が計上されることになった。
えちごトキめき鉄道は信越本線妙高高原~直江津間(妙高はねうまライン)と北陸本線市振~直江津間(日本海ひすいライン)の経営を引き継ぐ第三セクター。新潟県の2014年度予算に利便性向上のための新駅設置の調査費が計上されることになった。 全 1 枚 拡大写真

新潟県の泉田裕彦知事は1月22日、えちごトキめき鉄道の利便性向上策の一環として、新駅設置の調査費を2014年度予算に計上すると発表した。

えちごトキめき鉄道は、新潟県や妙高市、上越市、糸魚川市などが出資している第三セクター。北陸新幹線長野~金沢間の延伸開業(2015年春)に伴いJRから分離される並行在来線の経営を引き継ぐ。

同県の交通政策課によると、並行在来線開業準備協議会が2009年度に実施した経営計画調査で概略検討を行った新駅の候補地について、需要予測のほか施設規模とホーム形状などの技術的検討、駅前広場や取付道路など周辺施設の検討を行い、実現可能性の評価と整備する場合の優先順位づけを行う。設置費用の負担などは今後、関係者間で協議する。

泉田知事は「費用負担の制度設計をこの調査によって行い、新駅の設置を軌道に乗せてしまいたい。やることを前提にした調査。(新駅が)地域の核インフラの一つになっていって欲しい」と述べた。

《草町義和》

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