【ルノー キャプチャー 発表】キャッチフレーズは「二人で世界を冒険」

自動車 ニューモデル 新型車
ルノー・キャプチャー
ルノー・キャプチャー 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンが2月27日より販売を開始するルノー『キャプチャー』は、ルノーが新たに導入したデザイン戦略の第2弾にあたるクルマである。

ルノーの新デザイン戦略、“サイクル・オブ・ライフ”は、人生を6つの花びらに分け、それぞれのライフステージをテーマにしたコンセプトカーを開発。そのコンセプトカーをモチーフに市販車をデザインしていくものである。

昨年日本で販売が開始された『ルーテシア』は、その第1弾で、「“恋に落ちる”というテーマだった。今回のキャプチャーは“二人で世界を冒険しに行く”クロスオーバーだ」と話すのは、同社マーケティング部商品・広報グループチーフマーケティングマネージャーのフレデリック・ブレンさん。

キャプチャーは、「2011年の東京モーターショーにもコンセプトカーとして展示された『キャプチャー』を手掛けた内外装デザイナーが、市販車のキャプチャーもデザインした」という。

この方式はルーテシアから取り入れられているものだ。通常は、「市販車のデザイナーは法規などを頭において市販車をデザインし、コンセプトカーはデザインしない。コンセプトカーのデザイナーは、法規など関係なく、いかに夢を持つことができるクルマを作るかがポイントだ」とブレンさん。

「その彼らが市販車のデザイナーも同時に務めることで、コンセプトカーのデザインモチーフなども市販車に自然に取り入れられていくのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る