ZF、露カマズとの合弁で変速機工場を拡張…商用車向けトランスミッション増産

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合弁会社の発表
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独ZFは22日、ロシアのトラック大手カマズ(KAMAZ)との合弁会社ZF カマズが、タタルスタン共和国ナーベレジヌイェのチェルヌイ工場で新施設を稼働したと発表した。

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同施設で製造するのは、商用車の9速トランスミッション『Ecomid』と16速の『Ecosplit』。今回の新施設は、総額9000万ユーロ(約127億円)にのぼる投資計画の第1段で、2016年までに更に生産能力を増やす予定だ。面積も4000平方メートルから2万平方メートルに拡大された。これで変速機の生産能力は2万基/年から最大5万基/年になる。従業員も現在の350人から200人増員予定。

同合弁会社は、2005年に設立された。出資比率はZFが51パーセント、カマズが49パーセント。現在は、製造した変速機の95パーセントをカマズに供給し、残りをロシア・メーカーに販売している。

《山内 博》

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