1月13日、米国で開幕したデトロイトモーターショー14。韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)が初公開した新型『ジェネシス セダン』では、「Google Glass(グーグルグラス)」との連携がアピールされた。
グーグルグラスは、Google(グーグル) が開発した次世代のメガネ型情報端末。メガネのレンズ部分がディスプレイになっており、さまざまな情報が表示できる。スマートフォンやタブレット型端末に代わる次世代の情報端末となるか、注目を集めている。
そんな中、ヒュンダイは早くも新型ジェネシス セダンで、グーグルグラスとの連携を発表。ヒュンダイの車載コネクティビティ、「Blue Link」のアプリケーションを通じて、グーグルグラスなどのメガネ型情報端末との連携を可能にした。
ただし米国では、グーグルグラスを着用して運転していたドライバーが、警察に反則切符を切られる事態も起きている。そこでヒュンダイは、グーグルグラスとの連携について、運転中ではなく、車を降りての使用シーンを想定。
例えば、グーグルグラスのディスプレイに、車両のキーを遠隔操作でロックした場合、無事にロックが完了したことを知らせたり、定期メンテナンスの時期をうっかり忘れないよう、知らせたりすることができるという。