ソニー、同社初の車両内監視向けネットワークカメラを発売

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フルHDドーム型ネットワークカメラ「SNC-XM636/SNC-XM637」と電車とバスでの利用イメージ
フルHDドーム型ネットワークカメラ「SNC-XM636/SNC-XM637」と電車とバスでの利用イメージ 全 2 枚 拡大写真

ソニーは、1/2.9型プログレッシブスキャン Exmor CMOSイメージセンサーを搭載し、フルHDの高画質で、電車・バスなどの車両内を監視できるネットワークカメラ3機種を2月24日より発売する。車両内監視向けのネットワークカメラの発売は同社初となる。

今回発売する3機種は、1920×1080ピクセルのフルHD映像を30フレーム/秒で出力できるため、乗客の表情や服装などの細部までも鮮明に高画質で記録できる。また、明部/暗部の視認性を向上させるワイドダイナミックレンジ機能「View-DR」を搭載。乗降時のような逆光環境での監視にも強い仕様となっている。

さらに、最低被写体照度は車両内監視用カメラとしては最高クラスのカラー0.3ルクス。暗環境下でもクリアな撮影が可能で、夜間やトンネル内のような低照度環境の監視においても、被写体を視認性高くとらえることができる。

SNC-XM632は、自動車に製品を搭載するための国際規格であるISO16750に準拠し、水平画角113度で撮影できるモデルで、汎用的なネットワークインターフェースであるRJ45コネクタを装備する。

SNC-XM636/SNC-XM637は、鉄道国際規格EN50155に準拠し、振動環境下でもカメラが抜けにくいM12コネクタを業界で初めてカメラ本体に直付け。車両の振動で接続部が車両に接触して発生する騒音や劣化を抑止する。また、用途に合わせて83度と113度の2種類の水平画角から選べる。

価格はいずれも7万3500円。

《纐纈敏也@DAYS》

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