JR四国、ICOCAサービスは3月から本格開始

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3月1日から予讃線と瀬戸大橋線でICOCAのサービスが始まる。画像はサービス開始にあわせて発売される記念ICOCAカード。
3月1日から予讃線と瀬戸大橋線でICOCAのサービスが始まる。画像はサービス開始にあわせて発売される記念ICOCAカード。 全 2 枚 拡大写真

JR四国とJR西日本は1月27日、JR四国の予讃線と本四備讃線(瀬戸大橋線)で準備を進めてきたICカード「ICOCA(イコカ)」の導入について、3月1日からサービスを開始すると発表した。

ICOCAはJR西日本が発行しているICカードだが、JR四国も瀬戸大橋線の児島駅と予讃線の高松・坂出駅でICOCAを導入している。現在は3駅相互間のほか、高松・坂出駅とJR西日本の岡山・福山地区にまたがる乗車でICOCAを利用できる。

3月1日からは、JR四国内のICOCA導入エリアが予讃線高松~多度津間と瀬戸大橋線児島~宇多津間の全駅に拡大。さらに今回の導入エリアでは、ICOCAカードの発売と払い戻し、ICOCAまたはICOCAとの相互利用に対応しているICカードでの入出場とチャージが可能になる。

JR四国が発売するICOCAカードはストアードフェア機能のみ搭載。こどもICOCAとICOCA定期券、SMART ICOCAは発売せず、払い戻しにも対応しない。JR四国内の導入エリアでこれらのカードを利用することは可能で、ICOCA定期券もチャージ金で利用できる。

これに伴い、JR四国はサービス開始を記念した記念ICOCAを3月1日10時から1万枚限定で発売する。台紙付きで、発売額は2000円(デポジット500円含む)。高松・坂出・宇多津・丸亀・多度津各駅のみどりの窓口と端岡駅の窓口で販売する。

《草町義和》

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