低コストでも内容は世界標準レベル、ケニアの教育事業に投資集まる

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アフリカの将来は教育次第
アフリカの将来は教育に左右されると言われる昨今、特に民間セクターがこの分野に尽力し成果を上げている。ケニアで初等教育を提供しているブリッジ・インターナショナル・アカデミーズは既に複数社からの投資を獲得しているが、この度世界銀行グループのIFC(国際金融公社)とイギリスの開発金融機関CDCが、合わせて1,600万ドルを投資したと報じられている。

海外情報ウェブサイトJeune Afrique他複数サイトによると、ブリッジ・インターナショナル・アカデミーズはケニア国内250校以上で初等教育提供事業を展開し、同国の教育レベルの向上に尽力しているという。2007年創設であり、目標は2025年までにアフリカ12か国以上で1,000万人を超える子供たちに教育を提供することだという。タブレットを駆使
今回投資を表明したIFC(国際金融公社)は途上国の民間セクターを支援する世界銀行グループの機関であり、日本も加盟国のひとつである。ブリッジ・インターナショナル・アカデミーズの教員はタブレット端末などのテクノロジーを駆使し、徹底したコンテンツの標準化と低コスト化を実践しているという。現在ケニアの約8万人の子供たちに一日6ドルほどで初等教育を提供しているという。

ブリッジ・インターナショナル・アカデミーズはコンテンツ開発、教員養成、学校建設などの統一化に気を配り、世界標準レベルの質の高い教育を提供しているという。また、同事業では大部分を現地採用にて約3,000名を雇用しているという。

低コストでも内容は世界標準レベル!ケニアの教育事業に投資集まる!

《アフリカビジネスニュース》

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