伊藤忠、クイーンズランドの鉄道車両供給事業に参画

鉄道 企業動向

伊藤忠商事は1月29日、豪州クイーンズランド州政府が官民パートナーシップ(PPP)で実施する鉄道車両供給事業者選定の入札で、参画するコンソーシアム各社と事業権を落札し、正式契約を締結したと発表した。契約金額総額は、約44億豪州ドル(約4000億円)。

落札したコンソーシアムは、ボンバルディアの豪州子会社ボンバルディア・トランスポーテーション・オーストラリア(BTA)と英国の大手投資会社ジョン・レイン、英国ロイズ銀行の投資会社ユベリアと伊藤忠の4社。

このプロジェクトでは、鉄道車両450両(6両編成75本)の供給と車両基地の建設が含まれており、コンソーシアムは2016年に最初の車両を供給し、2018年末までに全ての車両を供給する計画。その後も、2046年まで鉄道車両と車両基地のメンテナンスサービスを提供する。

伊藤忠は、コンソーシアム各社で設立した事業会社に25%出資し、取締役も派遣して事業経営に参画する。また、伊藤忠はBTAと共同で車両の供給と車両基地建設契約を実行する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る