ユーザー投票による「イードアワード」において、パナソニックストレージバッテリー(PSB)のカーバッテリー『カオス』が、総合満足度で最優秀賞に選ばれた。これを受けて、同社にて受賞の報告と記念のトロフィーの授与が行われた。
パナソニックストレージバッテリー 企画部 部長 松本剛氏は「社内でも受賞を喜ぶ声が上がっています。みなさまに選んでいただいたことを光栄に思います」。とコメント。また同社マーケティング企画グループ 商品企画チーム 課長 秋岡真弥氏は「日頃、メーカーや量販店との取引が多いなか、一般のユーザーの評価で選ばれたことがうれしいです」と、喜びを語る。
なお、『カオス:はパッケージデザイン部門、アフターフォロー部門の2部門でも部門賞を獲得している。パッケージデザインについては、ブルーというバッテリーの色としては斬新な製品のインパクトがエンドユーザーからも評価された形だ。
「ブルーバッテリーは2006年からですが、当初は工場などから反対意見も多かったのですが、いまでは主力商品になるまで成長しました」と松本氏がいうように、量販店などでもひときわ目立つ存在となっている。
「バッテリーは大容量や高耐久性といった付加価値の高い製品でも、見た目はあまり変わらず、差別化がしにくい。それを買ってくれた人に、実際の性能に加えてプレミアム感や満足度を提供するため、さまざまな想いを込めてブルーにした」(松本氏)という。
アフターフォローについては、「Blue Battery Clubというものがあるのですが、そこで「達人研修」として、高性能バッテリー、アイドリングストップ(IS)車用バッテリー、EV/HV用バッテリーの商品知識や交換技術などピットクルーのスキルアッププログラムがあります。また、パナソニックグループとは独立したコールセンターも設置し、より専門的なサポートをダイレクトにできるようにしました」という取り組みを語ってくれた。
じつは、IS車やHV車の補器バッテリーは、交換手順を正しく行わないと、ECUなどが正常に起動されないことがある。そういった専門知識・スキルの研修制度と、独自のコールセンターも評価されたということだろう。