イタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニが2013年12月に発表した『ウラカン LP610-4』。同車がCM撮影のため、米国の市街地に現れた。
ウラカン LP610-4は、ランボルギーニ史上、販売面で最も成功を収めた『ガヤルド』の後継スーパーカー。ガヤルドの正常進化といえるデザインながら、『アヴェンタドール』のモチーフを取り入れ、さらにアグレッシブなフォルムを構築する。
ミッドシップに搭載されるのは、新開発の直噴5.2リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジン。最大出力610ps/8250rpm、最大トルク57.1kgm/6500rpmを引き出す。ガヤルドの5.2リットルV10に対して、50psも力強い。
トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「LDF」。駆動方式はフルタイム4WD。カーボンファイバーなどの軽量素材の採用により、車両重量は1422kgに抑えられ、ウラカン LP610-4は0-100km加速3.2秒、最高速325km/hという世界屈指のパフォーマンスを実現する。
ランボルギーニはウラカン LP610-4のワールドプレミアを3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー14で行う予定。これを控えて、米国のある市街地でCM撮影が行われた。
CM撮影の様子は1月28日、オーストラリアの自動車メディア、『AutoGuide.com』が公式サイトを通じて配信。映像には、オレンジ色をまとったウラカン LP610-4が登場。ビルの谷間に響き渡る、痛快なV10サウンドが印象的だ。