小糸製作所は1月30日、2013年4-12月期(第3四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は4229億7000万円(前年同期比+24.4%)、営業利益は295億9900万円(+18.5%)、経常利益は313億9300万円(+22.5%)、四半期純利益は109億2400万円(-11.0%)だった。
自動車用照明が国内外ともに好調だった。国内は消費増税前の需要などが、北米・中国・アジアでは自動車増産や海外生産工場の稼働が増収に寄与した。営業利益も大幅な増益となったが、独禁法関連の特別損失59億6500万円を計上したことで、四半期純利益は11.0%減となった。
通期業績見通しについては、第3四半期における特別損失の計上と、消費増税前の需要増、海外での受注拡大など最近の業績動向を踏まえ修正。売上高は前回予測から3.9%増の5870億円、営業利益が同10.0%増の440億円、経常利益が同10.8%増の460億円、当期純利益は同17.4%減の190億円とした。