【新聞ウォッチ】ここまでやるか?東京五輪寄付金付き記念ナンバープレートを検討

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年2月3日付

●米大統領4月来日、同盟強化へ首脳会談(読売・1面)

●タイ総選挙、投票混乱、デモ隊妨害(読売・1面)

●スパコン新時代、空気の力予測、効率的に新車開発(産経・12面)

●電機「賢い車」で新車市場、日立系、車庫入れ自動、パイオニア、ミラーに情報(日経・1面)

●三菱電機、車用スターター、メキシコで生産(日経・11面)

ひとくちコメント

先日、軽自動車のナンバープレートについて触れたところ、賛否両論の意見をいただいたが、こんどは、2020年の東京五輪・パラリンピックを記念した自動車用の特別ナンバープレートが、全国で発行される見通しとなったそうだ。

読売が2月1日付朝刊の1面トップで報道、産経、東京なども追随している。記事によると、政府は2015年中にも導入する予定で、東京五輪が開催される20年度までの期間限定で、五輪マークや富士山、さくらなどの日本を象徴するデザインを盛り込んだカラフルな特別プレートを作り、希望者が取得できるようにするという。

自動車ナンバーは現在、4000円程度で希望する番号を付けることができる制度が導入されているが、五輪記念のプレートはその「希望番号制度」を活用し、交付するという。ただ、デザインにかかったコストと数百円分の寄付金を上乗せして、代金の一部を基金に積み立て、五輪に向けた交通サービスの向上に充てることも計画しているそうだ。

五輪プレートの導入は、海外ではバンクーバー冬季五輪やアトランタ五輪で発行された例があるが、日本では初めてという。自動車のナンバープレートに、デザインを加えることは国土交通省の省令で禁止されているが特別扱いとするとしている。

道路整備や施設建設など巨額の資金捻出に悩む東京五輪だが、開催まではナンバープレートに限らず、寄付金を上乗せした東京五輪ブランドの協賛商品が増えそうだ。

《福田俊之》

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