新日鉄住金、メキシコの自動車用鋼管製造工場が開所式を実施

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新日鉄住金、メキシコの自動車用鋼管工場の開所式を実施
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新日鐵住金は、電縫溶接鋼管を製造する日鉄住金鋼管のメキシコ子会社で自動車用鋼管を製造する「ニッポン・スチール&スミキン・パイプ・メキシコ」(NPM)がグァナファト州シラオ市で開所式を実施したと発表した。

式典には、NPMの出資者関係者、メキシコ政府関係者、需要家、サプライヤーなどメキシコ、アメリカ、日本から約170人が出席した。

NPMは2012年に自動車の生産拠点として急速な成長が見込まれるメキシコで自動車用鋼管を現地で供給するため設立した。新日鉄住金グループの自動車用鋼管事業のグローバル展開の中で、NPMが初の中南米の拠点で、世界7カ国目、11拠点目となる。

新拠点の生産能力は年間2万4000トン。従業員数は80人。

式典で、川端廣己新日鉄住金鋼管事業部長は「新日鉄住金は継続的に先進的な技術、製品と豊富な経験を提供することにより、鉄鋼製品を通じてメキシコとメキシコ自動車産業に関わる顧客に貢献していく」と挨拶した。

メキシコ自動車生産は北米、メキシコ、南米への輸出基地として拡大しており、2013年の生産台数は約300万台となった。今後、日系、非日系ともに自動車メーカーが自動車生産能力拡大を計画中で、今後、自動車用鋼材ニーズが高まることが予想されている。

今後もこれらニーズに対応して、メキシコの自動車産業と経済発展に貢献するとしている。

《レスポンス編集部》

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