ホンダ、スポーツバイク用次世代エンジンを発表、直列4気筒650cc

モーターサイクル テクノロジー
ホンダ 新型スポーツバイクエンジン
ホンダ 新型スポーツバイクエンジン 全 8 枚 拡大写真

本田技研工業は、二輪車用の新開発スポーツバイク用エンジンを発表した。

世界を視野に入れたグローバルモデルである同エンジンは、650cc水冷4ストローク直列4気筒DOHC。伸びやかな吹け上がりと上質なサウンドを実現し、低回転域での扱いやすさを確保したことが特徴だ。

二輪R&Dセンター・CB、CBRシリーズ開発責任者の後藤悌四郎氏は、現在の大型二輪市場について「現在、先進国におけるFunモデルの市場は、好天の兆しはあるものの回復には至らず、特に若い世代のお客様がバイクに対する興味が薄れている」と話す。

また、日本では、リターンライダー(高年齢層)が自由を求めて走り始めているが、バイクの進化に伴い再スタートに不安を抱えている方も多くいるとのこと。

同氏は開発の経緯について、「バイクは経験によって楽しみを変えられるものだと思っており、スタートでつまずくと、魅力を感じて楽しむまでに至らない。長く興味の対象であり続けるためには、お客様の趣味や経験に似合う条件を満たしながら、自分のペースで楽しみ方を広げていくことが大事。安心感を与えるバイクを提供すべきだと考え、全世界のお客様に受け入れやすい性能を与えて開発した」と話した。

同エンジンは、昨年の東京モーターショーで参考出品された『CBR650F』、『CB650F』に搭載される予定。

《小川 貴裕》

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