1月スズキのインド新車販売は10.3%減…3か月連続のマイナス

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スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire
スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire 全 2 枚 拡大写真

インド新車市場(乗用車)でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキは2月1日、1月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、10万2416台。前年同月比は10.3%減と、3か月連続で前年実績を下回った。

10万2416台の販売台数の内訳は、インド国内が9万6569台。インド国内における前年同月比は6.3%のマイナスだ。輸出は5847台で、前年同月比は47.7%の大幅減となった。

車種別では、主力のサブセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で8万2461台を販売。これらの前年同月比は6.9%減と、引き続き前年実績を下回る。
一方2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『ディザイア』は、12.7%増の1万9232台と好調。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が9345台を販売。前年同月比は11.6%増と2桁増を示す。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に投入した。しかし、1月はセグメント合計で4763台止まり。前年同月比は21.9%減と2桁の落ち込みとなった。

マルチスズキの2013年4月から2014年1月までの新車販売(輸出を含む)は、93万2587台。前年同期比は1%のマイナスだ。

2月5日に開幕するデリーモーターショー14では、新型5ドアハッチバックのコンパクトカー、セレリオを発表し、販売攻勢をかける。

《森脇稔》

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