【シカゴモーターショー14】BMW 7シリーズ、米国仕様にクリーンディーゼル初設定

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BMW 7シリーズのディーゼル搭載車
BMW 7シリーズのディーゼル搭載車 全 3 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカは1月24日、米国市場に『7シリーズ』のディーゼルエンジン搭載車を導入すると発表した。実車は2月6日、米国で開幕するシカゴモーターショー14で披露される。

米国では、ドイツの自動車メーカーを中心に、ディーゼルエンジン搭載車を積極的に投入してきた。すでにBMWは、現地向けの『3シリーズ』、『5シリーズ』、『X5』に、ディーゼルエンジン搭載車を用意。最上級サルーンの7シリーズの米国仕様に、ディーゼルが設定されるのは、今回が初めて。

7シリーズのディーゼルは、「BMWアドバンスドディーゼル」と呼ばれるパワフルかつクリーンなユニット。グレード名は、「740Ld xドライブ」を名乗る。ロングボディに、4WDを組み合わせた仕様となる。

注目のエンジンは、直噴3.0リットル直列6気筒ターボディーゼル。最大出力は255ps/4000rpm、最大トルクは57.1kgm/1500-3000rpmを引き出す。トランスミッションは、8速AT。ディーゼルならではの力強いトルクのおかげで、0-96km/h加速は6.1秒で駆け抜ける。

排出ガス性能は、米国のULEV2基準に適合。現時点では燃費性能は公表されていない。BMWオブノースアメリカは、「同クラスの直噴ガソリンエンジン搭載車と比較して、燃費は25-30%優れる」と説明している。

《森脇稔》

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