1月トヨタ米国販売、7.2%減…「RAV4」は45.4%の大幅増「カムリ」「プリウス」が失速

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レクサス CT200hの大幅改良モデル
レクサス CT200hの大幅改良モデル 全 7 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は2月3日、1月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は14万6365台。前年同月比は7.2%減と、2か月連続で前年実績を割り込んだ。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、2万3332台と失速。前年同月比は26.9%減と、大幅なマイナスだ。2013年に新型を投入した『カローラ』も、4.5%減の2万2753台にとどまる。『プリウス』も、22.6%減の1万2205台と大きく減少した。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が前年同月比45.4%増の1万6880台と、1月の新記録。中型SUVの『ハイランダー』も、新型投入により20.9%増の1万0676台と、販売を伸ばした。大型ピックアップトラックの『タンドラ』も、12.6%増の7890台と好調。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比3.9%増の5607台と堅調。『IS』は、119.9%増の3048台と、大きく伸びた。『GS』は1300台を売り上げ、前年同月比は18.3%増。大幅改良を受けた『CT』は、28.9%増の1290台を売り上げる。

「1月、出足は良かった。しかし、1月後半の悪天候が、主要市場の販売を押し下げた」と述べるのは、米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長。「個人向けやトラックの販売は好調で、2月は販売増が見込める」とコメントしている。

《森脇稔》

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