日立造船が発表した2013年4-12月期(第3四半期)連結決算は、経常損益が33億1000万円の赤字となった。前年同期は17億6300万円の黒字だった。
売上高は環境・プラント部門とプロセス機器部門が増加したため、前年同期比4.5%増の2061億9000万円と増収だった。受注高は、環境・プラント部門で大口工事の受注が減少したことなどから、前年同期を下回った。
営業損益は、環境・プラント部門、機械部門の舶用原動機などが低迷し、32億9900万円の赤字に転落した。当期損益は45億2000万円の赤字だった。
通期業績見通しは売上高が同7.8%増の3200億円、営業利益が同29.6%増の80億円、経常利益が同46.6%増の60億円、最終利益が同59.5%増の30億円となる見通し。