NTN、湖北省に等速ジョイント製造会社を新設…中国3拠点目

自動車 ビジネス 企業動向
襄陽NTNの完成予想図
襄陽NTNの完成予想図 全 2 枚 拡大写真

NTNは2月4日、中国における3番目の等速ジョイント(CVJ)の製造拠点として、湖北省襄陽市に台湾の裕隆グループとの合弁会社「襄陽恩梯恩裕隆傳動系統有限公司(襄陽NTN)」を設立すると発表した。

【画像全2枚】

自動車の生産台数の増加が著しい中国においては、同社のCVJに対する需要が急増。NTNは、2002年に設立した裕隆グループとの合弁会社「廣州恩梯恩裕隆傳動系統有限公司」および2003年に設立した「北京瑞韓恩梯恩汽車部件有限公司」でCVJの生産を拡大してきた。これらの拠点では、すでにフル生産が続いていると同時に、拡張スペースがないことから、第3の生産拠点設立を決定した。

新会社の資本金は3400万米ドル(約34億円)で、出資比率はNTN60%、裕隆グループが40%。2015年4月から量産を開始し、中国で生産する世界の自動車メーカへCVJを供給する予定で、従業員は当初300人程度でスタートし、2017年度の約500人まで順次増員する計画。2017年度に約140億円の売上を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  4. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る